アトピーセミナー

先日、鍼灸のセミナー

「がんを生きるー治療家ネットワーク」特別講義:アトピー性皮膚炎は病なのだろうか?

に出席しました。今後お子さんの治療をしていく中で、避けては通れないものの1つがアトピーだと思っていたところだったので、良いタイミングで参加できてよかったです。

印象に残ったのは、「補(ほ;補う)」をメインにしている治療では、重症のアトピーには対応しきれない(副交感神経を暴走させてしまうことがある)ので「瀉(しゃ;取り除く)」が絶対的に必要。という話です。私はまさに前者タイプでしたので、どんなアトピー治療も瀉法メインの紹介ばかりなことに「?」を感じていたのですが、このお話で腑に落ちました。
排泄・解毒を促すことが治療の大きな柱なので、補メインでも瀉メインでも回復の段階として一時的に症状は強く出てしまうことはあるそうなのですが、自分がどちらに意識を向けて治療しているのかはとても大切だと気付かされました。

また、普段から「変化をすぐ出せるのがすごい」と感じる先輩治療家は、鍼灸師に限らず、瀉の技術が高いように感じていました。
躊躇なく瀉法ができるのは、男性的なエネルギーだと思いますし、焦らずに時間をかけて変化を待つのは女性的なエネルギーが得意とすることだと思います。私は後者で、じっくり向き合っていけばいいと思っていましたが、治療家として色々な症状に対応していくには、瀉法を身につけることも必要か・・・と感じました。

セミナー中に紹介された書籍・・・

この2冊を紹介され、鍼灸学校に入る前に

この本で安保・福田理論と刺絡を知り、鍼灸師になったら絶対にこの治療をマスターしよう!と熱くなっていたことを思い出しました。福田先生も亡くなられていたとは・・・。
刺絡は学生時代に前のめりで学んで一通りのやり方は身につけ、道具も揃っているのですが、今のところ衛生設備の面で行なっていません。手際よくやらないとそれだけでほとんどの治療時間を費やしてしまうこともあって、導入はなかなか腰が重いです。
でも刺絡はそれこそ究極の瀉法で、医師を除けば鍼灸師にしかできないことですので、設備の目処が立てば取り入れたいと思います。

といった感じで、普段とは違うセミナーに参加して違う空気を吸うことで、新しい刺激を受けることができました。東洋医学ド直球の鍼灸治療のセミナーはかなり久しぶりで、講師も主催の代表の方も、専門学校でお世話になった先生だったので、穏やかな空気がものすごく懐かしかったです。

====================

鍼灸ブログランキングに参加しています。
応援してくださる方は是非下記バナーのクリックをお願いします!