鍼灸師への鍼灸治療

 月に3〜4人くらいは、鍼灸師の友人たちの治療をさせてもらっています(来院してくれたり、会ったついでに、など)。総じて、気の流れや刺激に対する反応に敏感ですし、経絡経穴や解剖学などの共通言語がある上で、それぞれ色々な流派の先生の下で学んできているので、新しい視点でコメントをもらえるのがとても勉強になります。

 先日は、色々下処理をしてから腎の経絡のツボを補ったところ、「すごい、今、頭まで通ったよー、脳に繋がってるんだね」と言われ、「ああ、腎から髄海(脳脊髄)が生じるんだっけ」と朧げな東洋医学概論の記憶が呼び起こされました。

 私がほとんどの治療に取り入れている頭蓋調整では、脳を保護したり栄養している「脳脊髄液」の流れを整える意識を使っています。鍼灸治療でよく使う腎の経絡もそこに繋がっているということが、体感した人の言葉から知ることができました。こういうことがあると、人の体の仕組みや、遥か昔からそれを示唆している東洋医学は、深いなーと実感します。(こんな感覚的なことは、現代医学では証明しようもなく一笑に付されてしまう話ですが・・・)

 また、普段は首肩こりなどの治療に使っているツボに鍼をしたら「あ、目に響いたよ。○○式だとそこは目に効くツボって言われてるんだよね。」と教えたりもしてくれました。
 同じツボを使うにも、目に効かせようとするか、肩に効かせようとするか、その意識の違いが、長い目で見た時に治療効果に影響を与えるので、新しい視点をもらえるのはとても貴重なことです。

 そんなこんなで、鍼灸師の友人の治療をするのはとても楽しい時間です。

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