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潜在意識の海…

治療を受けていると、寝ているような寝ていないような、夢を見ているような、独特な意識状態になることがあります。

私がよく体験するのは、どこかでも書いていますが、瞑想をしている時のように、眉間のあたりに光が見えてきます。

先日オステオパシー治療を受けていた時は、その光の中から、いくつかの海の情景(日中の穏やかな海や日暮れの海)が浮かんで消えて、あー何だろう気持ちいいなーと思っているうちに治療が終わり、起き上がったらとてもスッキリしていました。

自分が治療をしている時に、似たようなことを言われることもあります。

一番最初のことで覚えているのが、学生時代に勉強させてもらっていた治療院の先生に、鍼灸治療の練習台になっていただいていた時です。うつ伏せで治療している途中で「おー、川が見えるぞ」と小さい声で呟き出しました。「え?川ですか?・・・大丈夫ですか?」と聞くと「うん、川が、ほら、すーーーーっと流れて・・・おー、ほら、水が・・・すーーって・・・おー気持ちいいなー」としばらく呟いていました。「寝ぼけているのかな・・・三途の川だったらどうしよう」と心の中で焦りましたが、終わってから、昔見た川の景色が出てきたと言われました。

1年くらい前に鍼灸師の友人を治療した時は、最後は寝ている様子だったので、治療が終わってもしばらくそのままにしていたのですが、数分して目が覚めた瞬間、「えーー?私寝てた?あーーー、潜在意識の海に溺れていたよー!」と言うので、その詩的?な表現に「何それー(笑)」と言いつつ感動してしまいました。潜在意識の、海・・・。

先日は合気道部時代の友人に治療をした時、終わった後に「なんかいろんな、自然の景色が見えたんですけどー…」と不思議そうに言っていました。

共通しているのは、一般の患者さんよりは少し近い関係の人たちということで、「緊張感が少ない」というのが関係していると思います。それと、気やヨガや瞑想といった世界に触れたことがある人でしょうか。

見える景色はそれぞれの人が持つ「原風景」のようなものだったりするのかな、と思いますが、実際のところは分かりません。こんな不思議なことがたまにあります、というお話でした。

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