Instagramで気になった投稿の和訳シリーズ。元記事はNKT(NeuroKinetic Therapy)の公式アカウントから。
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本文と和訳
Rib flare is a common problem caused by an imbalance in the oblique muscles.
リブフレア(胸郭の下部で肋骨が突き出ている状態)は、腹斜筋のアンバランスにより起こる、よくある問題である。
The right internal oblique (IAO) along with the left external oblique (EAO) cause the trunk to rotate back to the right.
右の内腹斜筋は左の外腹斜筋と共に、体幹を右後ろに回旋させる。
My client the jiujitsu enthusiast had a left flare.
柔術愛好家の患者は左側にリブフレアがあった。
NKT testing found the right IAO overworking and the left underworking.
NKTの検査では右の内腹斜筋の緊張と左の内腹斜筋の低下がわかった。
Released the right and activated the left.
右をリリースし、左を促通した。
After several reps of the protocol the flare improved.
この手順を何度か繰り返した後、リブフレアは改善した。
This had happened after being slammed to the mat on his right side.
この症状はマットに体の右側を強打した後に起きた。
調べたこと
oblique muscles:腹斜筋
trunk:体幹
enthusiast:愛好家
slamm:強く打つ
感想など
転倒や追突などしても、強い痛みがなければ放置してしまうことがほとんどだと思いますが、レントゲンに写らない膜などの軟部組織は多少なりとも影響を受けています。今回の記事のように、強く打った場所ではないところに影響が出ることもあります。もう治ったと思っている1、2ヶ月後に出てくることもあります。
ですので、私自身は転んだり変に捻るなどした場合、少しでも違和感を感じたら、痛みがなくても早めにオステオパシーの施術を受けるようにしています。放置しておいてもある程度整うのは20代前半頃までです。それ以降は、放置せずになるべく早く軟部組織を見てくれる治療を受けていただきたいです。衝撃を受けた時の状況を確認できると、問題部位の予測ができて効率的に治療ができるのですが、数ヶ月〜年単位で放置して、症状が強くなってから来院された場合、転んだりしたこと自体忘れていることも多いです。