スタッフ

 

保有国家資格

  • はり師
  • きゅう師
  • あん摩マッサージ指圧師

男女非常勤スタッフが在席していることがありますが、施術は全て私が行います。

ごあいさつ

はじめまして。

いろいろな病院などに通っていても、なかなか良くならない不調はありませんか。同じ場所が痛くても、同じ病名でも、根本原因は人それぞれ違うかもしれません。当院では、時間をかけて施術することで変化を感じてもらいながら、原因を特定していきます。

 肩こり、腰痛、膝痛、坐骨神経痛、自律神経失調症、頭痛、息苦しさ、各種腸疾患、炎症性疾患、抑うつ、機能性の婦人科疾患など・・・。病院では「ストレスですね」「加齢によるものですね」と言われてしまうものかもしれません。そういった症状・不調に対して、薬や湿布以外にもできることは色々あります。これまで我慢して頑張ってきた方ほど、刺激への反応に鈍感になっており、最初は効果を感じにくいかもしれませんが、何度か続けるうちに感覚が取り戻されてきて、きっと変化を感じていただけます。

本来のバランスが取れた心身になると、「本当の自分」の声が聞こえてくることがあります。不安、寂しさ、怒り、悲しみ・・・。それを受け止められた時、自然と行動(食べ過ぎ、動きたくない、働きすぎてしまう・・・)が変わり、それとともに症状が改善していったり、完治しないものであればそのことを受け止めて生きていくことができると感じています。

と言っても、当院では「心」を扱うわけではなく、あくまで「体」へのアプローチになります。全身の状態を整えることで、体が温まり、心身がリラックスすることで、本来の回復力が取り戻されていきます。

手技は触れる程度のソフトな刺激、鍼は刺さないタイプの物もありますので、0歳のお子様から90代の方まで幅広く受けていただけます。

受講セミナー等

鍼灸

  • 積聚会 基礎1、基礎2コース修了
  • 小松式高麗手指鍼セミナー 本科修了、のち研究科2年在籍
  • 小松式パーフェクトセミナー 本科修了、のち研究科1年在籍
  • スキンタッチ指導者講習受講

座学・手技・ボディーワーク

  • JOPA 膜の触診 修了
  • JOPA オステオパシーの世界へ&膜の概念・頭蓋と身体のつながり 修了
  • 和整體学院 ディストーションテクニック 修了
  • 和整體学院 内臓テクニック 修了
  • 和整體学院 クラニアルテクニック 修了
  • 小峰式筋膜リリースストレッチセミナー 修了
  • 現役産婦人科が徹底解説 (総論編、不妊編) 修了
  • フランクリンメソッド各種ワークショップ参加


 


運動歴

  • 合気道・ピラティス・気功・太極拳

経歴

  • 大学理学部で分子生物学、動物行動学を学ぶ。
  • 卒業後、システムエンジニアとして勤務。
  • 東洋鍼灸専門学校夜間部に通学。
  • 国家資格取得後、鍼灸専門院で研修・勤務。
  • 鍼灸マッサージ・接骨院での勤務で、0歳の赤ちゃんから90代の方までの鍼灸・手技を担当。

治療家を目指したきっかけ

最後に、私が治療家になったきっかけについてです。時々聞かれるのですが、とても一言ではまとめられず、また自分のことを長く話すのはあまり得意ではないので、文章にまとめました。よろしければお読みください。

資格を取るまで

元々小さい頃から、生きもの・生物学が好きで、大学では分子レベルの生命の仕組みや生物の行動原理を学びました。高校から大学まで合気道をやっていて、この頃から「気」というものに興味があったのかもしれません。
 社会に出てからはシステム開発の仕事に就き、やりがいは感じていたのですが、運動不足や睡眠不足、適当な食生活、喫煙などの不摂生がたたって、体調を崩してしまいました。今なら「未病」の状態だったと分かりますが、当時は「不調は病院が治してくれるもの」という考えだったので、病院に通います。そこで、

・胃の不調なら内科、腰が痛ければ整形外科といったように科ごとに「部分」しか見てもらえない
・検査で異常があれば薬を出され、値に異常がなければ問題なしとされる
・人それぞれ原因は違うかもしれないのに対処が一様
・心の問題が大きく関わっている自覚があっても、そこは無視されている

ということに疑問を持ち始めました。

その頃、たまたま近所に指圧治療院ができ、初めて治療を受けました。その時に「やっと全体を診てもらえた」という深い安心感を感じました。辛い気持ちを口にすると「そうかそうか、辛かったね」と聴いてくれて、硬くなっていた身体だけでなく、心も緩んで温かくなるのを感じました。しばらく通って体調が良くなる中で「こういう仕事もあるんだなあ、素敵な仕事だなあ」とぼんやり考えるようになりました。(数年後、この時の先生に治療の道に進んだことを報告すると、とても喜んでくださり、書籍「図説東洋医学」を贈ってくださいました)

その後、今度は病名のつく病気を発症してしまい、また病院での検査・入院・治療が始まりました。20代で毎月抱えきれないほどの薬を出され、「これが一生続くのかもしれない」と、絶望的な気持ちで過ごしていました。

2回目の入院をした時、医師の言葉や治療内容に改めて「病院は、私の症状を根本解決をしてくれるところではないんだ」と確信し、自己養生、東洋医学、鍼灸を含めた代替医療など色々な本を読み、食事、運動、心のあり方・・・自己管理の大切さをやっと認識しました。(印象に残っている本は、先述の指圧の先生からすすめられた本「家庭でできる自然療法」で、セルフケア方法が沢山あることや、それをやっていく自分の気持ちが大切だということに気付かされました。)

こうして、どんな病気でも病院が常に最善で最良の治療を与えてくれる、という呪縛が解けるまで、5年ほどかかった気がします。(もちろん病院の検査でしか発覚しないことや、病院の治療が最善なことも多々ありますので、誤解のないようにお願いします。)

そして、いつかこの経験を仕事に活かしたい、どうせやるならしっかりと国家資格を取ろうと、鍼灸・マッサージ師の資格を取ることにしました。日中はシステム開発の仕事や治療院で治療補助のアルバイトをしながら、東洋鍼灸専門学校の夜間部に通い、授業後は学校が閉まるまで友人たちと実技の練習をしていました。休日は勉強会に出たり、学校の先生・学んでいる流派の先生の治療を毎週のように受けに通って質問したり、断食を試したりしていました。

資格を取ってから

鍼灸専門治療院での学び

卒業後は、需要の多いマッサージよりも、世間からは人気がなくても不思議な力のある「鍼灸」の奥深さを学びたいと思いました。散々悩んだ末、縁あって受け入れてくださった腎臓病や頚椎症を得意とする鍼灸院で研修・治療補助をしました。

その治療院では、院長が毎日1人で20〜30人の患者さんに鍼をしていくので、私たちスタッフは治療後にその鍼をひたすら抜いていきます。その中で、「この症状にはここに刺すんだ、この本数で、この深さまで刺すんだ」といったことを感覚でつかんでいきました。すぐに明確な答えを外側に求めてきた私にとって、技術はただ教われば身に付くのではなく、経験を重ねて自分の感覚でつかみとるものだということを本当に理解するまでは、かなり時間がかかりました。

先生は毎日の仕事の合間に、東洋医学はもちろん、常に最新の現代医学も独習しながら、技法も試行錯誤されていることを知りました。それまでは、「いつかは病院で治らないような症状を治せるようになりたい」と思ってきましたが、結果が出なければ手術や人工透析が始まってしまう患者さんと、答えが無い世界で向き合うことなんだ・・・と気付かされ、夢から覚めた感じになりました。

それでも、病院の薬やマッサージなどでは改善しなかった人たち、手術しかないと言われた人たちが鍼灸で良くなっていくのを見る中で、金属である「鍼」がもつ力は、手技だけでは及ばない何かがあると確信し、やはり自分も使いこなせるようになりたいと決めました。同時に、鍼灸では手に負えないと判断して病院に行くよう促し、予約をお断りする場面もあり、鍼灸が万能ではないこと、過度な期待を持たせないことも患者さんのために大事だと学びました。

院長が主催するセミナーにスタッフとして参加できたため、鍼の技だけでなく、まだまだマイナーで「痛そう」というイメージのある鍼灸を、保険を使わない自費で、仕事として継続していくための経営・心構えについても、本当に沢山のことを学ばせていただきました。

鍼灸マッサージ・接骨院での勤務

その後(というか時期は被りますが)、同じ専門学校の先輩たちが経営・勤務する鍼灸マッサージ接骨院で働きました。ここでは子供の不調を相談されることが多く、この時に「私たちにとっては当たり前のことで、ちょっとした対処で改善するようなことも、知らないというだけで放置されてしまうことはあるんだな」と驚き、休日にスキンタッチ教室を開催させてもらったりしました。

鍼灸は保険治療も多かったですが、「15分以内」という時間の制限や、「鍼は何本まで」という制限の中でいかに効果を出すか・・・全身治療・自費治療とは全く違う視点を持つことができました。先述の鍼灸専門院の先生にも「そんな制限があったら無理だ・やりたいようにできない、なんて思わないで、限られた環境で集中することで磨かれるものはある」とよく言われていたこともあり、腐らずに取り組むことができました。次々と患者さんが入ってくるドアの音・隣で次の患者さんがうつ伏せで待っている気配のプレッシャーの中で鍼をするのも、保険診療ならではの良い経験でした。

オステオパシーとの出会い

鍼灸師の友人がオステオパシーを学んでいたので言葉は知っていましたが、「頭が呼吸とは別のリズムで呼吸している?!」と信じられず、謎の存在でした。

開業を考え始めた頃、鍼灸師の先輩にすすめられて受講したセミナーが、カイロやオステオパシーをベースとしたものでした。それまで「鍼をするなら、もっともっと詳細に体の内側を触診・イメージできるようになりたい」と思っていたものの、ピンとくるものに出会えずにいました。徹底的な解剖学の知識とともに独特の触診感覚を磨いていくオステオパシーと出会えたことで、「ああ、これだ。」と腑に落ちました。

現在は鍼灸・オステオパシーどちらも面白く、効果も高いので、両方学んでいるところです。

病と共に生きていくこと・養生

この仕事を続けるうちに、痛みや不調を取り去ることだけではなく「病気にならない&なっても悪化させない・落ち込まずに生きる」ための、自己養生の大切さを改めて実感してきました。

自分自身が若い頃から慢性疾患を抱えてきたことで、「治るものは頑張って治したらいいけど、治らない症状や病気を抱えている場合、その先の長い人生をどんな心持ちで生きていけばいいのか」ということにはずっと向き合わされてきました。そして、人から治療や施術を「してもらう」以外に、自分で自分にケアを「してあげる」ことが、その道標になると分かってきました。いい意味で「何もケアせずに送れる人生を諦める」という感じです。病気が発覚して落ち込んでいた時に、会社の上司に言われた「一病息災」という言葉が近いかもしれません。

不調を解消して治療を卒業できれるのが理想ですが、卒業できない症状も多くあります。そんな患者さんたちに施術以外でできることは?と考える中で、手軽に取り入れられる養生を伝えられればと思うようになりました。そんなこともあり、たまたま興味のあったピラティス、気功、太極拳を学び始めたところ、養生の知識だけでなく、人の体の構造や気の流れ、施術時の自分の体の使い方などを体感で学ぶことができ、技術の向上としても非常に貴重な時間となっています。

最後に

とても長くなりました。最後まで読んでいただきありがとうございます。

こうして過去を振り返ってみて、改めて「辛い痛みや不調を抱えて、自分らしさを活かしきれずに生きている人たちの力になりたい」という初心を思い出しています。

施術を通じて、ご自身が本来持っている「健康になる力」が目覚める後押しをしていきたいと思っています。

現在のビジョン

  • 当院では「ご本人の持つ回復力を最大限に引き出すこと」を目的とします
  • 最終的に施術や薬に頼らない生活を理想とします
  • 心身の状態や良くなる過程には人それぞれ段階があるため、何事も無理強いはしません
  • セルフケアや気功講習会を開催していきます
  • 鍼灸の良さを知っていただくための活動に参加していきます