お知らせを除くと、普通のブログ投稿はかなり久しぶりです。治療観の変化や日々の気づきなど、ここでお伝えしていきたいことはたくさんあるのですが、うまく言葉にできないまま時間が過ぎています。
先日、書道を長年続けている友達に字の練習方法を聞いたら、「うまく書こうとしてるでしょ?ほら、これに好きに書いてみな!」と紙とペンを渡されました(突然の鬼コーチ化)。「えー」とためらっていると、
「文字も文章も、うまく書こうとするから書けないんだなー」と気付きました。これからは細かいことは気にせず書いていこうと思った出来事でした。
タイトルの「海老捨ててスープ取る」ですが、これは芸人の椿鬼奴さんが桃井かおりさんの名言を集めた「桃井かおりかるた」をモノマネをしながら紹介していた時に出会った言葉です。10年以上前に一度聞いただけのこの言葉がずっと頭に残っていた理由が、最近少し見えました。きっかけはこちらの本です。
「何かを言葉で表現しようとしたとき、言葉にした途端、言葉にならなかったものはこぼれ落ちて、いつの間にか無かったことになる。でも本当は、そのこぼれ落ちたものにも大切なものが含まれている。」そのことを思い出す本でした。
日々の施術や気功、エネルギーワークを続ける中で、
- 病院の検査では引っかからない不調
- 言葉にできない不調
- 何となくの違和感
- 何となくの心地よさ
- 不調や違和感としてまだ感覚にも上ってきていないもの
- 何をどうされたか分からないけどすっきりした感じ
こういった「はっきり言葉にならないもの」も少しずつながら明確に感じ取れるようになり、扱えるようになってきたのを感じていて、それが当院の施術の特徴の1つになりつつあると思っています。
このような言葉にならないものは大抵の場合、扱われず捨てられてしまいます。だから「海老捨ててスープ取る」に惹かれたのだなあと思います。
伝えたいことを言葉で上手くまとめられないのも、スープの部分まで丸ごと表現したいからかもしれません。これからは、「掬うとこぼれてしまうのは分かっていても、掬ってみる」の気持ちでお伝えしていけたらと思います。
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