気功講座3回目
気功は月1回の開催を目指して継続中です。今回も講座中の写真は撮り忘れ…。帰りに素敵な庭園の写真だけ撮りました。
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少し窓を開けて、風が通り、木々の葉が擦れる音が聞こえてきて、座って深呼吸しているだけでも癒されました。何をやるにしても、場所・空間が良いというのは本当に大事ですね。
今回も気功初体験の方に数名参加いただきましたが、今回に限らず初めての方の感想として「不思議」というのが一番多いです。その不思議感覚を誰もが持っていて、それを目覚めさせられることに興味を持っていただけたら嬉しいです。
2回目以降の方からの感想も、私が思っている以上の気付きや変化があるようでびっくりしています。
先生や同業の友人たちと気功について話していて印象的なのは
などなど。
場所の都合などあり、「誰でもご参加ください」という形での開催はまだ難しいのですが、いつかそうできるといいなと思いながらやっています。もし他のところで気功(治療ではなく体操的に動くほう)を体験できる機会があれば、是非やってみていただきたいです。
ちなみによく「太極拳と気功って違いますか?」と聞かれますが、どちらも「気」を扱うというベースは同じです。初心者向けであれば太極拳もおすすめです。
春の不調
5月は春特有の不調で来院される方が増えました。特に消化器の不調(胃の痛み、胃もたれ、お腹の張り、ガスが多い、お腹が緩い)、睡眠の乱れ(目が覚めてしまう、寝付けない)、明け方に脚がつる、痛みはないけれど身体が重い、を訴える方が多かったです。1日の中での気温差、また日毎の気温差も激しいこの時期は、自律神経バランスが乱れやすくなります。呼吸・消化・排泄・睡眠といった、基盤となるシステムのコントロールが乱れやすい時期です。
気圧・気温など、環境の変化に応じて身体に反応が出ること自体は、仕組みとしては正しいので(無反応の方が危ない)、心がけたいのは「いかに乱れの振り幅を小さくするか」です。
対策としては、
- 冷たい飲食を避ける
- 気温差に応じて服装を変える(足首を冷やさない、夜はレッグウォーマーを活用)
- 軽い運動
- 湯船に浸かる(エプソムソルト等、マグネシウムを入れる)
- 湯船の中で足裏〜ふくらはぎをほぐす
- 深い呼吸
- お灸
- 辛くなくてもメンテナンス治療を受ける
- つむじ周辺が固まっていたら、かっさプレートやヘッドブラシなどで刺激
といったアドバイスをすることが多いです。特に「日中は暑く、夜は肌寒い」日が続くと不調が出る方が増えます。日中に冷たいものを摂り、夜は薄着・薄掛けで寝てしまうことで、調子を崩しやすいようなので、心当たりがある方は気を付けてみてください。
私も毎年6月前後は調子を崩しやすいので、日々のケアをいつもより意識してやっています。それでも睡眠が足りないと身体が固く・重くなるので、睡眠は一番大事かもしれません。
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