治療の中でいわゆるストレッチのような動きを入れることがありますが、「子供の頃から体が固くて・・・」と言われる方が多いです。私としては、柔軟性を向上させるというよりは、気の流れ・内臓・筋膜を整える一環でやっているので、固いかどうかはあまり気にしないでいただいてOKです。
ただ、使わな過ぎると固くなっていき、将来的に転倒や関節痛のリスクにもつながるので、日頃あまり運動しない方、動かない方、あまりにも固い方は、毎日の中でほどよく伸ばす時間を作るのは理想的です。
ただ、何か特殊な職業・趣味などやっていない限り、ペタッと開脚できるほどゆるゆるになる必要はないと思っています。緩すぎるのもリスクはあります。解剖学的な知識なしに闇雲にやっても、本当に伸ばしたい所を伸ばせていないのにただ辛い、という状況になっていることもあります。関節の形状・腱のつき方等、持って生まれた形質は人それぞれ違いますので、無理をして体を痛めないようにしてほしいところです。ストレッチをするとつい「無意識に息が止まってしまっている」としたら気を付けてください。
おすすめインスタアカウント
とはいえ、柔軟な身体には憧れますよね。ストレッチ継続のモチベーションとなりそうなインスタアカウントがありますのでご紹介します。
分かりやすく開脚の投稿を貼りましたが、他の投稿でも変化が載っています。体って変わるんだな!と実感できます。
同時に、やはり1,2ヶ月程度では体は簡単には変わらないことも分かります(養生と同じですね)。
最初の固い状態から、理想的な状態になるまでのステップを示してくれている投稿もあったりするので、Instagramをやっていて興味のある方はフォローしてみてください。
私も体は柔らかくはないですが「ストレッチをすると気持ちが良い」「ストレッチをしないと気が滞ってくる感じがする(特に股関節、ふくらはぎ)」ので、仕事の前後や合間に無意識に伸ばしたりひねったりしていることが多いです。それでも人に治療をしてもらうと、あまり使えていない部分や張っている部分を指摘されるので、自分のことは自分が一番分かっているというのは幻想だなーと思います。
気長に、前向きに、のんびり体の変化を楽しんでいきたいですね。
(参考)最近のおすすめストレッチグッズ
体重をかけながら筋膜をリリースできて気持ちが良いです。