治療をすると何か出てくる
ちゃんとしたことを書く時間がないのでどうでもいいことを書くと、治療中は、患者さんの体から何か出てくるのを感じます(感じないこともあります)。見えないので、形態で言えば気体なんでしょうか。敏感な患者さんは施術中に「あー何かシューシュー出ている」「涼しい」などと言いますし、鍼をした後にカッピング(吸角)をすると、鍼をした場所のカップだけ曇るのもそれを示唆していると思います。私の感覚としては、部屋のドアを開けたときに感じる「熱気」とか「冷気」に近い気がします。
研究者ではないので、その放出されているものが何なのか追求するつもりはないのですが、治療をしているとどうしても吸い込んでしまうので、その感覚からすると、良い物質ではないのは間違いありません。
施術をしてその「良くなさそうなもの」が出てくるのですから、患者さんの体は楽になっているのかなと思います。
そういうこともあってか、私の方は治療の後はしばらくぐったりしてしまうこともあるのですが、最近は気功で練習している姿勢を意識するようになって、大分それが減った気がします。そして、患者さんが帰られたあとに片付けをしたり、体を伸ばしていると、ゲップのようだけれどゲップではない何かが4、5秒かけて口から出てきます。
イメージ的には映画グリーンマイルで心優しい無実の囚人が、人を癒した後に吐き出すあれです。本当は、出てきている何かを吸い込まないのが一番なのでしょうから、まだまだ姿勢に気を付ける必要性を感じます。