オステオパシーセミナー(胸郭編)受講

先日はまた土日をお休みさせていただき、セミナーに出席してきました。内臓コースの最終クラス、胸郭でした。

患者さんで「呼吸をすると時々胸がズキっと痛むのが気になる、病院では異常なし」という方が時々いらっしゃいます。その場合、肋骨や胸骨に付着する筋肉、横隔膜のどこかが固着していることを疑って施術しています。気の流れ的な面で言うと、精神的なストレスが溜まっていたり、疲労で横隔膜の動きが悪くなっていると、胸郭から下に気が流れず、胸で停滞している方はかなり多いです。大体、息苦しさがあったり、鎖骨の上下が詰まって固くなっていたり、胸骨(胸の中央にある骨)を押すとピンポイントで圧痛があったりします。単純な膜の固着の問題が原因の場合は、オステオパシーや鍼灸で比較的すぐに解消できる印象です(20代の患者さんで1回で改善した方もいます)。呼吸が楽になり深くなると、酸素供給量が増えて全身の回復度が上がるので、どんな患者さんでも横隔膜の動きは必ずチェックしています。

今回のセミナーでは、肋骨・鎖骨・胸骨、胸膜・心膜・心臓・肺・胸横筋など、 パーツごとの より細かい検査・治療テクニックを学べたことで、見える要素が一気に増えたので、受講して本当に良かったです。

2日間の実技の中で、患者役で治療を受けていても変化はよく分からなかったのですが、2日間とも翌朝びっくりするくらい快便でした。食事や睡眠や運動量などは普段と同じだったので、胸腔の状態が変化したことで腹腔にある腸の状態が整ったようです。

前回初めて学んだ、膜や内臓固有の動きに追随するテクニックが今回もたくさん出てきました。前回は全くと言っていいくらい分からず、帰ってからもなかなか分からない日々が続いていましたが、練習会や普段の施術でやり続けていたら、少しずつ「これかな」というのが見えてきて、今回のセミナーは何とかついていくことができました。今回で内臓シリーズは終了ですが、公式練習への参加は続けて、習った内容をマスターしたいと思います。

セミナーが終わってからは、習得できたテクニックを必要に応じて取り入れていますが、今まで変化を出しにくかった部分に変化を出せるようになってきました。今のところ、胸骨・胸膜・心臓・関節を緩めるテクニックですが、首肩こりが辛い患者さんにも活用できるのを実感しています。