季節的にも、私自身の体感としても、患者さんたちの体をチェックしていても、骨盤・腰(仙腸関節・腰仙関節)が硬くなっています。毎朝「そろそろ今までと違う症状の人が増えそうだなー腰痛注意報発令だなー」と思っているこの頃です。慎重な患者さん達は、既に予感を感じ取って来院されています。
腰まわりが硬くなると、ダイレクトに腰痛となることもあれば、背中、首、肩、股関節、膝、消化器(お腹が緩い、下る)の症状として出ることもあります。その人それぞれ、弱いところに出てきます。メカニズムについては文章にするよりは話した方が早いので来院された時に話題にしてみてください。
あとは私の体感になりますが、腸から骨盤内臓(生殖器・膀胱など)が冷えて硬くなっていることも大きく関係していそうです。この数日で痛みはじめた股関節の後ろに自分で鍼をしたら、お腹側で腸が緩んで液体が動く音がしました。冷たい飲食によって、内臓や腹膜や腸間膜が冷えて柔軟性を失えば、それに連なっている物は引っ張られますので、元々弱い部分にひずみが大きく出るイメージです。
というわけでいくつか前に書いた投稿「冷飲食は控えめに・・・」をもう一度確認いただき、お腹を冷やさない食生活をなさってください。私も大好きな梨を我慢できずに食べてはお腹にお灸と鍼をする毎日です。