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ものもらいに、人差し指へのお灸

昨夜、鍼灸師の友人がものもらい(麦粒腫)になったというので、「ものもらいといえば、二間(じかん;大腸経のツボ)!」と伝えると、すぐ試して写真を送ってくれました。

後から「そういえば澤田流だった!」と思い出して伝えたので、両方に据えてます(笑)。第二関節のキワが澤田流二間、付け根の方が教科書的な二間です。(澤田流というのは、今は亡き鍼灸の達人の先生の名前からきています。同じ名前でも人によって違う場所に取るツボもあるという感じです。)

今日様子を聞いたら、お灸を据える前と、今日の写真も送ってくれたので、並べてみました。

前日は目をつぶっているわけではなく、開かなかったそうですが、今日はもうすっかりパッチリだそうです。

お灸だけでこれなら大興奮ですが、普通に眼科で出してもらった目薬もさしたそうなので、そこは冷静な感じで。でも、お灸をしている時から目に効いている感じがあったそうなので、目薬だけよりは効果が出たのかもしれません。お灸しかない場合は、かなり熱さを感じるまで何個も据えた方がいいだろうと思います。理想は直接もぐさをひねって据える方法ですが。

ものもらいに使える「澤田流二間」は、ネット検索すると詳しい画像や場所の情報が出てきますので参考にしてみてください(自分で書かなくてすみません)

院内で販売しているのは「長生灸」です。ものもらい対策の場合や、お灸に慣れた方は、少し強めの「レギュラー」。

お灸が初めてで、慣れていない方には、全身に使える少し弱めの「ライト」をおすすめしています。ライトでも、皮膚の薄い女性は十分熱さを感じます。

冷え対策だけでなくこのような使い方もあるので、一般の家庭でも是非、せんねん灸のようなお灸を常備しておいて欲しいなと思いました。当院では、通院中の患者さんから「急にこんな症状が出て」とLINEやメールで相談された場合、「このツボにお灸をしてみてください」と伝えたりもします。

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