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春の不調

日中は暖かい日が増え、花粉も飛び、春が来ているのを感じますね。

春は「肝」

この季節は「肝」に負担がかかりやすくなります。東洋医学的にいう「肝」は、肝臓そのものだけでなく、それが担う機能や、付随するもの(胆嚢)の機能のことも含んだ広い意味になります。

肝の機能の影響を受けやすい部分は

・筋、筋膜
・目
・爪
・自律神経
・血液(貯蔵、運搬)

感情としては「怒り」に対応する臓器です。

ですので、肝に負担のかかるこれからの季節の不調として多いのは、

・急なぎっくり腰
・足がつる、しびれる
・めまい、ふらつき
・やたらイライラする
・目のかすみ、疲れ

となります。最近は私自身も含めて「やたら眠い」という方が多かったり、花粉症の薬を飲んでいることでの影響も感じます。

学生や社会人の方にとっては環境変化の季節でもあり、精神的な緊張なども負担になってきます。

治療・セルフケア

治療では、滞っていたり不足している肝の気の流れを補います。冬の間に無理をしていると、「腎」のはたらきも落ちているので、セットで補うことも意識しています。

セルフケアでは、
・胴体から下の足へ気が流れるようにする
(股関節〜下肢のストレッチ、足湯、肝経に関わるツボへのお灸、米ぬかカイロ)
・目をいたわる(アイピロー)
・頭にのぼった気を下に流す
(頭皮のブラッシング)
などから、その方に合ったものをおすすめしています。特にお灸はとても良いです。

気が流れる感覚が分かるとスッキリして、やる気も出てきますので、是非ご相談ください。

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